11月20日は、ベトナムの「教師の日」

子育て

ベトナムで子育て中の方ならきっとご存じでしょう。

タイトルにも書いたよいうに、毎年11月20日は教師(先生)の日です。

ベトナム語では Ngày nhà giáo Việt Nam(ガイ ニャーザオ/ニャーヤオ ヴィエットナム)、インターナショナルスクールなどでは英語表記となり、Vietnamese Teachers’ Dayと言われています。

よく知らないと、「いったい何をして良いんだろう?」「プレゼントの予算はいくらくらい?」と悩むこともあると思います。そこで、我が家の話も交えながら、Vietnamese Teachers’ Dayについて皆さんにお伝えできれば、と考えています。

Vietnamese Teachers’ Dayの由来

Vietnamese Teachers’ Dayは、世界教育者組合連合の発足に由来しています。1957年、ベトナムはこの組合に加盟し、翌年の11月20日が「教育者国際憲章の日」として採択されました。これに合わせて、北緯17度線で南北に分かれていたベトナムでは、1958年に北部で初めての記念式典が開催され、その後全国的に「 Ngày nhà giáo Việt Nam」(教師の日/Vietnamese Teachers’ Day)として根付いていきました。

子どものいる家庭は、何をしたら良いの?

これは、初めてのVietnamese Teachers’ Dayだと本当に悩むところだと思います。

我が家は娘を日系幼稚園→インター幼稚園→日本人学校→インターナショナルスクールに通わせましたが、もし、私の記憶が間違っていなければ、日系の園や学校のときは、特にVietnamese Teachers’ Dayをお祝いしていなかったように思います。

ホーチミンにあるインターの幼稚園に通わせていたときは、担任の先生(女性)に日本の化粧品をプレゼントしました。他の日本人のご家庭も、土地柄、年間を通して日差しが強いので、日本の日焼け止めなどをプレゼントしていました。予算的には30万ドン前後だったと記憶しています。

ハノイに来てからは、何人かでまとめてプレゼントを用意しています。昨年はスターバックスカードと花束を渡しました。我が家は子どもが2人いますが、上の子も下の子も生徒1人辺りの予算は50万ドンでした。

今年は予算は変える予定はないですが、去年、あまりに色んなご家庭がスターバックスカードをプレゼントしていたので(苦笑)、別の金券とお花を用意しようかな…なんて考えています。何百万ドンものスタバカードなんて、よっぽどスタバ好きだったり、スタバに近くに住んでいない限り、なかなか消費できないと思うので。

どの年も、どのインターでも共通しているのが、子どもが書いたメッセージカードです。これは必ず用意して、一緒に渡すようにしています。

当日、ベトナムの学校では、Vietnamese Teachers’ Dayのイベントが開催されます。女性の教師はアオザイを着ておめかしし、子どもたちは先生たちに歌や踊りを披露し、優秀な教師には表彰が贈られることが一般的なようです。教師によっては外部のイベントに出席するためにお休みをしたり、学校によっては半休のところもあるようです。親御さんは11月のスケジュールは事前に確認しておきましょう。予定を入れていたのに、思いがけずお子さんが早く帰ってきてしまう、なんてこともあるかもしれませんよ。

ベトナムの教育者への感謝と尊敬の気持ちが色濃く表れる「教師の日」

Vietnamese Teachers’ Dayは、ベトナムの教育者への感謝と尊敬の気持ちが色濃く表れる素晴らしい日です。生徒たちの贈り物やイベントが、教育者と生徒の絆を深め、尊重の念を示しています。ベトナムにお住まいの方や留学生、特に子供が学校に通う方は、この特別な日を通じてベトナムの教育文化をより深く理解し、共感することで、より充実した日々を過ごせることでしょう。

Vietnamese Teachers’ Dayは、日ごろの子供たちへの教育に感謝し、先生や学校スタッフに敬意を表す素晴らしい機会です。ベトナムの文化に触れながら、親子で感謝の気持ちを大切にし、共に成長していくことができれば素晴らしいですね。

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