ベトナムの中秋節: ハノイでの楽しみ方

海外生活

日本は長袖が必要なくらいの気候の日も出てきたようですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ところで、皆さんのお住まいの国では、中秋の名月をお祝いしますか?
今年は9月29日(金)のようですね。

実は、私が住んでいるベトナムでは、中秋節を盛大にお祝いをします。もともとは月を愛でる日とされていましたが、あの有名なホー・チ・ミン氏が毎年全国の子供たちに手紙を送っていたことから、徐々に「中秋節=子供たちのための日」として認識されるようになったようです。私が住んでいるコンドミニアムでも、毎年子どものためイベントが開かれているくらいです。

グッズ買い出しのため、ハンマー通りへ

娘たちのインターでもMid-Autumn Festivalと題して、当日にはイベントを開催するようです。今日は、そのイベントで使う中秋節グッズを買いに旧市街のハンマー(Hang Ma)通りに出かけてきました。

購入した中秋節の飾り(15,000vnd)

この通りは、季節ごとのイベントに応じて販売する商品がガラリと変わるので、いつ行っても賑やかで楽しい通りです。ぜひ、観光でハノイにお越しの際は、足を運んでみてください。中秋節が終わったら、きっとハロウィングッズで占められることでしょう。

中秋節といえば、獅子舞と月餅

中秋節の代表的なものとして挙がるのが、獅子舞と月餅。それぞれについて、簡単にご紹介します。

日本でも秋の祭りなどで獅子舞を被り、街を歩くことをする地域が今もあるようですが、ベトナムでも古くから獅子舞は悪いものをはらってくれ、幸運を呼び寄せてくれる存在として、伝統的な風習の一つとなっています。先週末、うちの近所でもどこかのアパートかお店が獅子舞を呼んでいたようで、鐘?太鼓?なんと説明して良いのか分かりませんが、獅子舞と必ずセットで行われる演奏が聞こえてきました。

また、中秋節が近づくと、あらゆるところで見かけるのが月餅(Bánh Trung Thuバイン・チュン・トゥ)を売っているブースです。かなりの率で、塩漬け卵が入っているのですが、我が家は皆それがどうも苦手で、ベトナムに来てからほとんど月餅を食べていません。塩漬け卵が入っていなかったとしても、豚肉が入っていたり…と甘さと塩辛さを同時に味わえる食べ物です。

おまけ:シンガポールの月餅

シンガポールに住んでいたときも、中秋節をお祝いしていて、同じように月餅が各地で売られていましたが、もっと食べやすいスイーツ的なのが多かったように思います。お値段は張りますが、Raffles Hotelの月餅(英語ではmooncakeと呼びます)とかは、かなり有名です。snow skin mooncake*、食べてみたかったなぁ…。

*台湾発祥と言われている。月餅の皮がが米粉と穀粉で作られていて、冷やして食べるのが特徴。

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