notedという英単語、英語のビジネスメールで使われているのを見かけたことはありますか?
英語のビジネスメールでは、とてもよく使われる表現のひとつですが、英語に慣れていないうちは見逃してしまいがちです。短くてシンプル。でも意味が分からないと、「返事がこれだけ?」「どういう意味?」と戸惑ってしまうことも。
今回は、そんなnotedの意味や使い方を、例文とともに解説していきます。
どんなときに使うの?
notedは、「その情報を受け取りました」という意味を持つ表現です。
日本語にすると、「承知しました」「了解しました」が一番近いです。
とても短くシンプルな返事ですが、英語圏のビジネスメールではよく使われる定番の表現です。
たとえば、上司や同僚から「今週中に資料を提出してください」と連絡があったとします。
その内容に対して「確認しました」という返事をするとき、”Noted.(承知しました。)”とだけ書くことがあります。
ただし、ひとことだけだと少しそっけなく見える場合もあるので、もう少し丁寧にしたい場合は、次のような形がよく使われます。
ビジネスメールでよく使われる例文
Noted. Thank you for the update.
→ 承知しました。ご連絡ありがとうございます。
Noted on your suggestion.
→ ご提案について、承知しました。
I’ve noted the subject.
→ 件名について、確認しました。
Noted with thanks.
→ 感謝の気持ちを込めて、承知しました。
noted on~とnoted with~の違いは?
これは私自身が出会ったフレーズで、実際に2つの違いが分からず調べたので、ぜひ皆さんにもシェアできればと思っています。
noted on ~:
「~について承知しました」という意味。内容を明示したいときに使います。
例:Noted on your request.(ご依頼内容について承知しました)
noted with ~:
「~を添えて承知しました」というニュアンスで、感情や丁寧さを加えたいときに使います。
例:Noted with thanks.(感謝の気持ちとともに承知しました)
notedだけじゃない!他の英語表現で「承知しました。」
ビジネス英語では、相手や状況に合わせて表現を使い分けることも大切です。
notedのほかにも「承知しました」と伝えるフレーズがたくさんあります。
フォーマルな表現:
- I understand.(理解しました)
- I have noted.(承知しました)
- I will keep that in mind.(心に留めておきます)
カジュアルな表現(口頭やチャットで):
- Got it.(了解です)
- OK.
丁寧な印象を与える表現:
- Thank you for letting me know.(お知らせいただきありがとうございます)
- I will make sure to follow up on this.(こちらについて対応いたします)
おわりに
最初は、notedを使う際に違和感があっても大丈夫!私も、”Noted.”と返事が来たときに、「これで返事終わり?」「ちょっと冷たくない?」なんて感じましたが、英語のビジネスでは「内容をしっかり確認しましたよ」という意味を、簡潔に伝えるための表現として定着しています。
今後も、「海外生活」×「英語」という視点から、様々なトピックで、英語を学んでいる皆さんのお役に立つ記事を書いていきますので、「こういう表現、英語でどう書けばいいの?」などあれば、ぜひコメントやメッセージで教えてくださいね!
最後に、相手との距離を縮め、親近感を抱かせやすくなる別の表現についてご紹介した下記の記事もぜひ、合わせてごらんください。このフレーズの意味や使い方、実際の会話での活用方法を詳しく紹介していますよ!
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