今回は、【駐在妻・駐在夫のための海外生活サバイバル英語】を受講していただいたシンガポール在住の駐妻さんにインタビューを行いました。シンガポールの英語事情については、インタビューの後に触れていますので、併せてお読みください。
受講者インタビュー!
Mayu
この度は、数あるオンライン英語コーチングサービスの中から、お選びいただき、どうもありがとうございます。受講を検討されている方のためにいくつか質問にお答えいただきたいと思います。まずは受講した感想を教えていただけますか。
在住 駐在妻
自分が今困っている事、上手になりたい事にフォーカスして課題を調整してくれるので効果がストレートに出て満足しています。
Mayu
英語コーチはどんな人でしたか?
在住 駐在妻
そうですね、聞き上手で飾らない素敵な方でした。小さな疑問も親身になって教えてくださるので安心して勉強出来ました。
Mayu
英語コーチングを始める前と後では、どんな変化がありましたか?
在住 駐在妻
シンガポールは朝が早く、私の場合は睡眠不足になりやすかったのですが、毎週のセッション・毎日のLINE課題があることによって規則正しい生活を送りやすくなったと思います。また、生活の中で「今言い返せなかったことは英語で何て言えばよかったんだろう?」と日々意識するようになり勉強量が格段と増えました。
Mayu
LINE課題はオプションではありますが、毎日の学習のリズムを作る上では付けることをオススメします。困ったときは24時間いつでも相談ができるというのも、英語学習者には心強いサービスだと思います。
では、独学での英語学習と比較して、何がメリットだと感じましたか?
在住 駐在妻
先ほどの感想と重複しますが、(寝不足なのもあり)独学ではついつい勉強せずに漫然と過ごしてしまいがちなので、コーチが伴走してくれることで「勉強して身に付ける」ことが実現できる点ですね。
Mayu
【駐在妻・駐在夫のための海外生活サバイバル英語】は、どんな人にオススメですか?
理由もぜひ教えてください。
在住 駐在妻
初めて海外在住して、ご自身の英語に不安を抱いている方に最適だと思います。また、自分のペースでしたい方にも向いていると思います。
Mayu
最後に、今後の英語学習への意気込みまたは英語に関する目標を教えてください。
在住 駐在妻
自分自身の課題や今後の夢も出てきたので、英語力の指標となる資格試験にも挑戦しながらいつか英語を自由に使いこなせるようになりたいと思います!
Mayu
お忙しいところ、インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!今回の受講で身に付けた学習習慣を、ぜひ今後も続けていただければと嬉しいです。
シンガポールの英語事情
私の英語コーチングを東南アジアから受講してくださっている方々の中で、もっとも受講者数が多いのがシンガポール。そこで!ここからは、これからシンガポールに移住をされる方のために、シンガポールで話されているシングリッシュ(SingaporeとEnglishをかけた造語)事情をお伝えします。
シンガポールは、小さな国土とは裏腹に、世界各国から人が集まっている多様性に富んだ国で、その文化の一翼を担うのが英語です。
シンガポールの国語はマレー語ですが、英語はシンガポールの公用語の一つです。実際に現地で暮らしてみると、現地での使用頻度、浸透率はマレー語よりも高い印象を受けます。
ここで話される英語は、いわゆる英語とは別言語として捉えている人も多く、”Singlish”と呼ばれ、親しまれています。正直、私が初めてシンガポールの空港に降り立ったときは、自分の語学力に自信が持てなくなるくらい、何を言っているのか分かりませんでした(笑)。
華人、マレー人、インド人など、さまざまな民族が暮らすこの国では、それぞれの言語や方言が日常的に使用されています。そのため、シンガポール英語はこれらの言語や方言からの影響を受け、独自の表現や語彙を生み出してきました。特に特徴的なのが、その独特のアクセントやイントネーションと、独自のスラングや俗語が頻繁に使用されること。 また話すテンポも、結構速いです。
知っておくと便利なシングリッシュ
知っておくと便利な表現としては、“Can!”
その言葉の意味通り、「~できる」ということなのですが、Singaporianは”Can!”や”Can! Can!”というように、canを多用します。
あとは”I don’t need it.”という意味の“No need.”
Singlishは語尾の子音が抜け落ちることが良くあるので、音としては「ノーニッ」と聞こえます。
他にも有名なのが、語尾に「lah」(発音はラー)という語を付けること。
“OK lah”(オッケーラー)とか、”No lah”(ノーラ―)のように使われます。
英語ネイティブの方が、シンガポールで英語を理解できない理由が、これだけでも十分伝わったかな、と思います(笑)。
このlahの語源は中国語の「了」とのこと。この言葉自体は語尾というよりも完了を表す言葉だそうですが、シンガポールではほぼ語尾化しているのが面白いですよね。
私はSinglishに慣れるまで数か月かかりました。英語は夫よりも自信がありますが、Singlishとなると、毎日Singaporianと仕事をしている夫の方が圧倒的に慣れるまでの期間が短かったです。
シンガポールだと日本人も多いので、日本人コミュニティにどっぷりつかっていると、シングリッシュに慣れることなく本帰国…ということも十分に考えられます。せっかくのシンガポール駐在、ぜひシングリッシュに慣れるくらい、現地の人との交流ができるといいですね!
シンガポール人の英語力は、世界的に見るとどのくらいのレベル?
最後に、オランダ人の英語の話をしたときに挙げた、英語を母国語としない国に住む人々の英語力を測る2023年の英語能力指数(EF EPI)について、シンガポールも調べてみました。
113か国および地域中、シンガポールの英語力は何位だと思いますか?
正解は、オランダに続いて2位!
正直、意外でした(ごめんなさい、Singaporianの皆さん)。というのも、先ほど書いたように、Singlishはかなりオリジナリティのある英語なので、アメリカやイギリスなどの英語圏の方ですら理解できない英語を話すため、ここまで上位には来ないと思っていたのです。ただ面白いことに、彼らはアメリカやイギリスなどの英語圏の方の英語はちゃんと聴き取っているんですよね。
このランキングは、EF英語標準テスト(EFSET)またはイー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン株式会社の英語実力テストを受けた220万人を超える受験者のテストデータを基にしているそうなので、Singaporianはいわゆる標準的な英語を日常的に話さないものの、標準的な英語の表現もしっかり理解している、ということが言えるでしょう。
ちなみに日本は87位。1年前は80位だったのですが、1年で7位もランクを落としてしまいました…。これからますますグローバル化が進んでいく世界で、これはちょっとまずいですよね。さすがに私もビックリな気持ちと、ショックな気持ちとで、とても複雑な思いです。
何とか、母国のために、英語コーチとして、日本人の皆さまの英語力アップのお手伝いをしていきたいと思っています。各サービスのリンクを以下に貼っておきますので、ぜひ、あなたに合った英語学習サポートが見つかることを願っています。
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